宿泊防災訓練を終えて

9月27日()・28日()に日吉南小学校で、お泊まりの防災訓練を行いました。1日目の報告は早かったのに、その後の報告が遅れてごめんなさい。写真の処理に手間取っちゃって・・・。余りの枚数の多さに管理人にゲンナリされちゃいました(;一_)

結局、学校に寝泊まりした人は85人でした。宿泊した人も、夜間の訓練に集まった人も少なかったな~・・・。でも、今年は初めてさんの姿も多く見受けられました。生後4ケ月の赤ちゃんを連れて、ママは熱心に避難所のビデオ上映や講習に参加、その間赤ちゃんを子守りしていたパパは倒壊建物から人を助け出すボランティアに参加していました。また、別の親子さんは、平日深夜まで仕事をしていて地域に全くなじみがないので、少しでも顔なじみになりたいと、小学生のお嬢さんを連れて参加したお父さんでした。若い男性の姿もありましたね。人数こそ少なかったけれど、受け入れる側の役員には大いに勉強になりました。

仕事を終えてから体育館を訪れた熱心な方も何人かいました。ちょっと外へ出るのも名簿でチェックし、消灯後の学校内外のパトロール・受け入れ窓口も夜通し当番を立ててやっていました。

 

食料班は4時に起床し、炊き出し開始。温かいご飯と、沢庵と、みそ汁と。このわかめの味噌汁がね~、ほんっと~~~!!に美味しかったの♡♡♡慣れない場所で寝た皆のお疲れ顔は、この時ばかりは溢れんばかりの笑顔に変わったのでした。

家族でない全くの他人と、固くひんやりした体育館で一夜を過ごしてみて、皆それぞれに思うことはあったみたい。訓練当日は、特に寒くもなく暑くもない日で、、、蚊取り線香のおかげか蚊に悩まされることもなかった。それでも!である。問題は起こるのです。

 

自分の家で過ごせることがいかに幸せなことか。今よりもっと過酷な避難所生活を想像し、皆一様に首をすくめる。

まずは自助である。自助!自助!自助!自助だらけでようやく公助である。その間に共助(近助)はあるけれど、これは普段からの近所付き合い次第だろう。普段地域にそっぽを向いていて、共助はどこまで当てにできるだろうか?ましてや役所におんぶにだっこはあり得ない。まずは最低限の準備をしてください。水はありますか?トイレの確保は大丈夫?(避難所のトイレは長蛇の列でいつ入れるかわからないですよ)家族との連絡の取り方は?正しい情報をゲットするにはラジオがいいですよ。電気消えますよ。真っ暗になりますよ。ガラスが割れたら暗闇に部屋の中歩けませんよ。

 

拠点は、家屋が倒壊・及び消失の恐れがある時に行く事ができるのです。だいたい、被災した人が全員学校に押し寄せたらあっという間に拠点パンクしてしまう。いっとき避難所も大切だけれど、もっともっと小さいコミュニティ(マンション・アパート毎、回覧が回る範囲)での拠点の立ち上げが急務だと思うのです。いかかですか?班長さん・理事さんたち。

 

 

避難訓練に関わった全ての方々、本当にお疲れ様でした。また、これから!です。

文・写真:RIKO

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