6月30日(日)10時から梅雨空の蒸し暑い中、諏訪神社境内にて町内会ミニ防災訓練が行われました。
ここ数年のミニ防災訓練では、水消火器を使った初期消火の訓練を行ってきましたが、たまには違った訓練を望む声もあり、今回はライフラインが止まった時のトイレ問題に焦点を当て、どうする?その時の排せつの対処法を皆さんで学んでもらうことになりました。
スーパーでいただいてきたダンボールでトイレを作り、ビニール袋をかけ、模擬排せつから処理物の廃棄までを30分で体験いただきました。
参加者の熱心な実習チャレンジに、境内3か所に設けたスペースでは大小個性豊か
な?簡易トイレが完成し、座り心地や強度を体感されました。
熱中症対策を意識して短い時間でしたが、トイレづくりに10分、模擬排せつで凝固剤、ペットシーツや新聞紙などの吸収剤、消臭処理から消臭袋を縛って廃棄までの過程を、品を変え5分間隔で3回以上も練習できました。
訓練で使い終わったダンボールや処理物は一斉清掃の後にたくさんのゴミを出してはならずと、参加者全員で分別収集エコ処理でコンパクトにまとめ上げて境内もきれいになり、終了いたしました。
なお、今回の参加者は72名にのぼり、さらに10時30分から集会所の2階で箕輪町家庭防災員の心肺蘇生AED訓練があり、呼びかけましたところ引き続き30人以上の方が一般参加され、こちらの会場でも熱心にAEDの使い方を勉強いただき、充実した一日となりました。
文:進 写真:YOKO、田中篤