6月29日(日)、夏空の日差しが眩しく猛暑の中、朝9時から箕輪町防災訓練が行われました。
地震発災後、いっとき避難場所で、そこから防災拠点小学校へ避難する前にどのようなことに留意し避難するかなどの災害時の行動について、演習を交え今、何をするべきなのか体感しました。さらに時間のある方は、諏訪神社に向かい、自由参加のオプション訓練として、消火器および、道路上にある消火栓に装着する移動式消火器具の取扱い学びました。
8か所あるいっとき避難場所では、熱中症対策を意識して短い時間でしたが、テーマを自主的に判断し、必要に応じてスマホや防災ラジオを駆使した情報収集から安否確認など、ディスカッションを含む演習を行い温度差はあれ、問題点が抽出され、様々な意見や質問が飛び交う熱心な場となりました。その後、小学校へ避難する途中経路に、どこに危険個所があるかなどをイメージした調査型の移動で防災拠点に到着しました。
実際の震災においては、ここからが避難所生活の始まりになりますが、今回は水分補給と期限の近い備蓄食料を受け取り、本訓練は終了いたしました。
今回の参加者は100名を超え、さらに10時15分からのオプションの消火訓練では。暑さにも負けずこちらの会場でも50人以上の方が一般参加され、神社境内に水しぶきが上がりました。最後に消火栓を囲み、スタンドパイプと呼ばれる消火器具の使い方を覚えて充実した一日となりました。
6月から企業では熱中症対策が義務づけられるなど、これからの行事や訓練では一層の対応が求められることとなります。この記事がブログに掲載される時期には梅雨も明け、夏本番、箕輪町をはじめお楽しみの盆踊りが始まることと存じます。しっかりとした自己管理と主催者側の対策とがマッチして、事故の無いよう安全な行事を共有していきたいと思います。
文:箕輪町町内会防災部 写真:崎山、田中、RIKO