箕輪町家庭防災員は12/7(日)、本所防災館で見学と防災研修を行いました。
防災関係施設の見学は毎年行っているのですが、定番の起震装置による地震体験や消火器訓練、煙体験、風水害体験などはバーチャルも含め地域の防災訓練でも何度も体験している方も多く、今年は、見学時間は少なく実習時間を多くとって皆さんが目で見て、触れて、手足で体験できるテーマを選択してみました。
今回は「救出救助体験選択コース」です。いつもは消防団や救出班の屈強な方々が倒壊家屋にエンジンカッターやジャッキなどで取り残された方の救出の様子を見ているだけの光景が目に浮かんでくるところですが、17名参加、平均年齢70代後半かと思われる元気な老々家防員にとってチームワークと踏ん張りの力とが求められました。
倒壊家屋に人が取り残されていないか?近づいてどうしたらよいのか、余震や火災、感電、ガス漏れなど周囲の危険にしっかり対処しながら自身の安全を図り、めちゃくちゃに散乱しているリビング、家具転倒などの被害状況を再現した体験学習装置で、重い家具が倒れこみ下敷きの模擬人形が挟まれているところへ救助に入りました。
安全確認~喧噪と静寂の中に目を凝らし声掛けと聴く耳をたて探索、けがをされている方へアプローチです。一つ一つの行動にあたりチーム全体に安全の声掛けで呼吸を合わせます・・・発見・・家具の重さを体感し周りにあるつっかえ棒を探します、バットがありました。倒れたタンスに取り掛かり、やっとのおもいで持ち上げてけが人を引きずり出し、救助~搬送へ、傘で添え木を作り足を固定、物干しざおと毛布で担架を作り、歩調を合わせ搬送・・・救出に至りました。
家具類の転倒・落下・移動防止対策の具体的な実施要領や日頃からの備えなどについても学ぶことができました。
今回の研修は大変印象に残りました。防災館の指導員の皆様ありがとうございました。
救出救助に係る心構えから知識及び行動力が身に付いたのかと思います。
文:髙橋 写真:市野、田中