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大聖院通信vol.10 「口は災いの元」

睡蓮(スイレン)
睡蓮(スイレン)

 ついついカッとなって、思わずキツイ言葉が口をついて出てきてしまう。それを受けた相手もさらに語気を荒げる。お互いを傷つけ合う言葉の応酬がエスカレートして、ついには・・・と、そんな事件を耳にすることが少なくない。

 まさに“口は災いの元”である。

  一度、口から飛び出してしまった言葉は、それを回収して取り消すことはできない。だからこそ、言葉を発するときはよくよく注意深くしなければならない。とはいえ、なかなかそういう戒めを守ることができず、恥ずかしいことだが、自分もたびたび失敗を繰り返してしまう。

 「人は生まれながらに、口の中に斧を持っている」という。斧の使い方を間違えれば、かえって自分の身を斬ることになる。つまり、自分の発した言葉によって他人を傷つけてしまうと、それがめぐり巡って、やがて自分も痛い目にあうのである。斧は、正しく使えば便利な道具となり、大きな利益をもたらす。しかし、鋭い切れ味は危険と背中合わせで、使い方次第では恐ろしい武器になってしまう。むやみやたらと斧の振りまわせば、他人を傷つけ、そしてついには自分の身を滅ぼすことになる。そのことをしっかりと肝に銘じておかなければならない。

アジサイ
アジサイ
アジサイ
アジサイ

 言葉はとても大切なものである。言葉によって、自分の気持ちや考えを相手に伝えることができる。また、苦しいときや迷っているときには、元気やヤル気を奮い立たせたり、物事を正しい方向に導く力をもっている。自分が腹の中で何を思い、考えて、何のために言葉を発するのか。よくよく注意深く自分の心を見つめながら、益にも害にもなる“言葉の斧”を正しく使うことが大切なのだとしみじみ思う。

(副住職孝善)

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