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大聖院通信vol.3 「自然の恵み」

お寺の裏山にある栗の木が、今年もたくさんの“いが”をつけた。

この季節になると、バケツ片手に栗拾いをすることが、住職の毎朝の日課となる。収穫の秋だ。山にも、田畑にも、さまざまな作物が実る、心躍る季節である。

大昔から日本人は豊かな自然とともに暮らしてきた。

穏やかな気候の中にも春夏秋冬の四季があり、海や川、野や山には自然の恵みがあふれている。春にはこっちの海でこの魚が獲れるとか、秋にはあっちの山にあの実がなるとか、そういった季節の移りかわりを敏感に察知しながら、海・山の幸を採取して暮らしてきた。やがて田畑を開墾して作物を栽培するようになっても、季節の移ろいや天候の変化などを細かく観察し、種蒔き・草刈り・収穫などに最適な時期を心得ていた。

 

自然を相手にしていると、途中で休むことができないので、勤勉に、真面目に働くようになる。そして、自然から与えられた恵みに感謝をして、それをみんなで分かち合うので、お互いを思いやることのできる、優しい人柄となる。

 

また、時として自然は、台風や大雨、地震や雷など、その猛威を奮うこともある。それでも我々の祖先はじっと耐えて、我慢強さを身につけてきた。

 

このように、自然に対して感謝と畏敬の念をもちながら、勤勉で真面目に、忍耐強く、お互いを思いやりながら生きてゆく。これが、この風土の中で育んできた私たち日本人の特性なのである。たとえ時代や生活環境が変化しても、ずっと長い年月をかけて育んできたこの特性を大切にしてゆきたいな、と思う。

(副住職孝善)

 

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